以前ブログでちょこっとお知らせした。神戸市中央区山本通5丁目で進めている
古家のリノベーションPROJECTが先週から解体工事が始まりました!
この案件ですがなかなかの曲者なんです。
まずはこの物件をご紹介
【物件概要】
法務局の建物登記簿謄本を調べてみると・・・
建築年月日 不詳 木造平屋建て 昭和38年頃に2階を増築???
もちろん建築確認の検査済証なし
雨漏り跡あり。床はべこべこで抜けそうな箇所がありなんだか傾いてる??
建物の資料は一切存在せず・・・
取得前の段階では残置物が山盛りで間取りも確認ができず。
写真見てもらえば中に入るのをためらうような状態でしょ?
前面道路までは幅員1.5mの通路を2軒で共同利用している通路なので、
「建築基準法第42条の道路ではない」ので再建築はできません。
通路を広げることもできません。
土地は借地権で地主さんへ地代をお支払いする必要があり。
融資や住宅ローンが組めるような銀行はほぼ皆無。担保評価も出ないなんとも手ごわい物件です。
普通の不動産屋さんでもなかなか手を出したくない物件ですが思わず取得してしまいました。
さて、工務店さんにお見積もりをしていただくと予算は大幅にオーバー!
急遽お知り合いからのご紹介で他の工務店さんと相見積もりをお願いし
予算オーバーながらも計画実行です。
相見積もりで採用できなかった工務店さん本当にすみません。
建物の躯体を出して再利用できるのか?交換するのか?そもそも補強できるのか????
あれ?既に柱が腐って宙に浮いているんですけど大丈夫?・・・えっ?ウソやん??
次回につづく・・・
#劇的ビフォーアフター
#リノベーション